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野菜作りのための土作りのコンセプトで大事な3つの条件があります

  • 1.固相・液相・気相のバランス
  • 2.微生物
  • 3.肥料とミネラル

今回は、野菜作りで最も重要なことのひとつである、土の微生物について考えてみましょう。土の中にどんな微生物がどういうバランスで住んでいるかが、とても重要です。悪玉菌が優勢なのか? 善玉菌が優勢なのか?で、作物の出来がまったく違ってきます。悪玉菌が優勢の土壌では、たとえば堆肥や有機肥料を入れても、それが善玉菌のエサにならず、逆に悪玉菌を増やしてしまうこともあるのです。そんな「腐った土では」植物の根っこも、ばい菌の住処になってしまいます。

本来、土が自然の状態では、すごい浄化作用をもっていますので、手をつけない状態だと、土の中の悪玉菌が増えることはあまり考えられません。土の中は大自然です。土中の大自然に手をつけなければ、どちらかと言えば良い菌が増え、良いミミズが増え、地上には植物(手をつけてないので雑草ですが)が良く育ちます。

ところが、野菜作りのために畑にして、人為的に土を管理して、そこに特定の植物を植えるということを始めます。これは、土の大自然にしてみれば一大事です。ましてや耕すなんていうのは、天変地異です。

よかれと思って、生に近い鶏糞や牛糞を大量にまいて、ロータリーでこねくり回して、それで有機農法と言っているケースも、一昔前はよく見られました。ただ、生に近い家畜糞尿を入れて土とこねくり回しても、土を腐らすだけです。人為的に大量の有機物を投入するのであれば、それだけの有機物を分解できる微生物も同時に大量に投入しない限り、良い微生物バランスは維持できません。

一昔前は、化学肥料と土壌消毒剤を組み合わせて、土の微生物を無視した野菜作りも行われいましたが、それはいろいろ問題が出たため、有機物の投入による土づくりが叫ばれるようになり、野菜作りと言えば有機農法があたりまえみたいな感じにりました。しかし、有機物をただ入れても、微生物が有効に働くとは限りません。有機物の入れ方は、実は、とても微妙で難しいものです。有機物を畑に投入する場合に、補助的に「微生物資材」を使うことが多くなってきました。微生物が製品化されたものもありますが、米ぬかなどで培養して「ぼかし肥料」として微生物資材を自給するノウハウもあります。いずれにせよ、ただ有機物を使うのではなく、「有機物とセットで微生物も入れる」そんな考えが主流になってきてると思います

土壌環境で微生物が最も盛んに活動するのは、土の表面です。裸地では紫外線に焼かれ微生物は繁殖しませんが、落ち葉の下は微生物の天国です。ですから、微生物を自然に増やそうと思ったら、耕すことよりも、土壌表面に有機物(しかも動物性ではなく植物性)をどんどん重ねていくことだ、という方法論もあります。こうした環境を作ると、枯草菌、酵母菌,乳酸菌、放線菌などの善玉微生物が自然に増えてくると言われています。

もし家庭菜園などで野菜作りをやるなら、そうした不耕起栽培を取り入れるのもよいかと思います。もちろんある程度の面積や貸し農園などの畑では、耕すことがどうしても必要になってくると思います。耕す場合も、土の水分に注意して、微生物にとってベターな土のいじり方を常に考えるべきです。たとえば有機物肥料を適量入れて耕す場合、その後の水分がとても重要です。もし有機物をすきこんだ直後に雨がたっぷりふると、たいていの腐敗菌が働いて場合悪臭を発するようになります。一方もし、1週間くらい雨にあたらずに適度な水分を保っていればその間に有機物が発酵菌により分解され、良いにおいの土になります。このように、微生物の働きを常に頭にいれて、土をいじらなくてはいけないのです。

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